プロフィール
けー

ブログ見ていただきありがとうございます。

看護師として総合病院で働いていました。キャリアを見直していく中で、看護学生時代にお世話になった看護学校で恩返しがしたいと思うようになり、夢であった看護教員として採用していただきました。

現在は教員資格取得のため勉強をしています。
看護学生の味方になれる先生を目指しています

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下痢症状の理由を考える

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患者さんが下痢を訴えている。

その理由を分類から一緒に整理していきましょう

①浸透圧性

腸内に水分が引き込まれている状態。腸から吸収されない浸透圧の高い食物や薬剤などで浸透圧が上昇して起きていることがある。電解質と水分のバランスが崩れ、腸内の水分が増加している。

②さん出性

腸内に水分が漏れ出している状態。潰瘍性大腸炎や放射線性腸炎、細菌性腸炎などで見られる。腸の炎症から腸管内へ粘液や体液が分泌され水分量が増加している。

③分泌性

細菌や腫瘍がホルモンに影響し、腸からの水分量が増加している。

④蠕動運動性

蠕動運動が活発になっており、水分が十分に吸収されないうちに通過することで起きる状態。過敏性腸症候群やバセドウ病などが該当する。また、薬剤性で抗がん剤や抗菌薬、NSAIDsも影響もあり。

 

実際に症状を訴えている患者さんがいたら、なぜ、どうしてと考えて対応していきましょう。

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