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けー

ブログ見ていただきありがとうございます。

看護師として総合病院で働いていました。キャリアを見直していく中で、看護学生時代にお世話になった看護学校で恩返しがしたいと思うようになり、夢であった看護教員として採用していただきました。

現在は教員資格取得のため勉強をしています。
看護学生の味方になれる先生を目指しています

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イレウス(腸閉塞)を勉強する

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イレウスとは

何らかの原因により食物や消化液などの腸管内容の通過障害が起こった状態。症状としては、腹痛、嘔気・嘔吐、腹部膨満感などがある。日頃の排便コントロールもすごく大切。

イレウスの分類

機械性イレウス(単純性→癒着性、閉塞性)

(複雑性→絞扼・重積、捻転・嵌頓)

機能性イレウス(麻痺性、痙攣性)

 

機械性イレウスについて

機械性イレウスは腸の物理的な閉塞が原因で頻度が高い。単純性の癒着性イレウスは腸の癒着が原因となっている。腸蠕動は亢進し、痛みは間欠的である。手術歴がある方は起きやすい。閉塞性イレウスは腫瘍や炎症で腸が狭くなって起きている。聴診すると金属音が聴取される。

複雑性の絞扼性イレウスは腸捻転、嵌頓などで食物やガスが流れないことにより起こる。更に血流障害も起こり、壊死して穿孔し腹膜炎を起こしたり、敗血症を引き起こすリスクもある。緊急手術になる可能性もある。

機能性イレウスについて 

腸が動かなくなることで起きる。麻痺性イレウスは腸蠕動がないため腸の内容物が送れない状態。腸蠕動音は減弱・消失する。腹膜炎や子宮外妊娠、腹腔内出血が原因と言われている。

痙攣性は腸の一部が持続的に痙攣しており、腸内容が停滞することで起きる。基本的には保存的に見ていく。

今回も読んでいただきありがとうございました。                        今後は国家試験の過去問題なども取り入れていきたいと考えています。

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